屋上緑化で暑さ寒さ知らず、1年じゅう快適に過ごせます

屋上緑化で室内の温度変化が緩やかになります

屋上緑化は従来はビルなどのコンクリート造りの建物の屋上を対象にしていましたが、環境に対する意識が高まり、一般の木造住宅でも屋上緑化を導入する例が増えてきています。屋上緑化のメリットは、まず屋根に土壌が敷かれることから、その土壌が自然の断熱層を作り出して、その断熱効果により、夏は太陽の熱を和らげてくれますし、冬は建物の熱が逃げにくくなって快適に過ごせ、光熱費の節減になります。また、ヒートアイランド現象の緩和に役立ちますし、急激に雨水が流出するのを防止するといった効果もあります。さらに、屋上にガーデニングのスペースができ、住む人の心を和ませてくれます。

防水や積載荷重のことを考えて草木を選びましょう

屋上緑化では、屋根の防水がとても重要です。また、樹木の根は防水層を突き破って屋上の躯体にまで根を張ってしまうこともあるため、根への対策を怠ってはいけません。ですから、植えたい草木を何でも植えるのではなく、初めから植える草木の種類を建築家と相談し、屋上や建物全体に合った防水の仕方や防根対策を行う必要があります。草木を植えるための土壌の厚さは芝生であれば数センチ、低木なら数十センチなど、草木の種類によって異なります。その土壌が厚いと、建物が受ける荷重はが大きくなり、建物の積載荷重を超えてしまう恐れがあるため、建築家と相談する必要があります。

排水にも十分に気をつけて

屋上緑化の排水はとても大切です。集中豪雨のような大雨もありますから、うまく排水ができるように考えましょう。排水がきちんとされないと、雨水が室内に侵入する恐れがあります。排水の流れを考えて水をコントロールし、排水口は掃除がしやすいような工夫が必要です。

屋上緑化を行うことによってヒートアイランド現象の緩和やCO2の削減効果などがあると言われています。また、酸性雨による建物の劣化を防いでくれる効果もあります。